top of page

~陳氏太極拳協会ホームページ~

陳沛山老師について

陳沛山老師は、1962年生まれ、陳氏第20世伝人です。


原籍は、太極拳発祥の地である中国河南省温県陳家溝です。

日本で工学博士の学位を取得し、国立九州工業大学大学院教授のかたわら、国際陳氏太極拳連盟(ISCT)主席、日本陳氏太極拳協会主席、河南大学兼職教授、西安建築科技大学客員教授を務めています。

陳沛山老師の拳技は、舒展紧奏、混元柔和、剛柔相済といった風格を有すものであり、非常に強力な発勁を特長としており、

 

陳氏太極拳小架式を正統に承継する代表的人物として世界各地で活躍中です。

教え
講習会

一、不可不敬

  • 太極拳を学ぶには敬い慎むことが大切である。

  • 敬い慎むことができなければ、外に対しては師父や拳友をあなどり、内に対しては自分の身体をおろそかにしてしまう。

  • 心をしっかりとおさめることができずに、どうやって学芸をよくすることができようか。

  • 太極拳を学ぶには狂ってはならない: 狂えばつまり問題がおこる。

  • おこないはもちろん、発言も外れることのないようにすべきである。

  • 外にあらわれるおこないには上品な人柄があらわれるようにすべきである。

  • そうでなければ外面的な狂いは必ず内を損なうことになる。

※狂=落ち着きがない、調子が外れる。

三、不可満

  • 太極拳を学ぶにはおごりたかぶってはならない: おごりたかぶれば損を招く。「天外にまた天あり」ともいう。

  • 謙遜すれば虚心にして教えを受けやすく、教える者も楽しくて善いことだ。

  • 皆の善さが重なれば、もっともっと善くなる。

四、細心揣摩

  • 太極拳を学ぶには一歩一歩細心に揣摩すべきである。

  • 一つの動作でも揣摩しなければ、細かい動きや術理があいまいになってしまう。

  • 承上起下はもっとも留意すべきである。

  • そうでなければつながりが分からず、霊妙な動きもできず、始めから終わりまで一気貫通できない。

  • 一気貫通できなければ太和元気を明らかにすることもできない。

五、読書を学び

  • 太極拳を学ぶにはまず読書を学ぶべきだ。

  • 書物の論理が明らかになれば、拳を学ぶのも自然に容易になる。

六、陰陽開合を学び

  • 太極拳を学ぶには陰陽開合を学ぶべきだ

  • : 我々の体には生まれながらの陰陽開合があり、教えて増えたり減ったりするものではない。

  • おのおのその本来の陰陽開合を取り戻せばよい。

  • 手本を示して教えるのは、大中至正の道理である。

七、太極拳には大用無し

  • 太極拳は有用とはいえないが、列強が争う世に、武芸が無ければどうやって身の安全を保てばよいのだろう。

  • 人々が太極拳を練習するのは社会をまもる一つの方法である。

講習会

陳氏太極拳協会の講習会は、協会会員(教室会員および個人会員)の方のみ参加頂けます。一般講習会はすべての会員の方が参加頂けます。資格取得者向け講習会(指導員対象など)は、資格取得者の会員のみ参加頂けます。

​およそ毎月 陳老師の講習会および陳紹華老師の講習会が開催されています。

※ 協会会員以外の方の講習会の見学は、お断りしております
※ 協会会員でも、講習会の参加資格の無い方の見学、参加はお断りしております。

イベント
イベント​

協会本部主催、協会支部主催、教室主催のイベントに参加頂けます。協会主催イベント以外に太極拳全国交流大会、渋谷区民太極拳大会や所沢市民武道館武道際、所沢市太極拳祭りなどの地区大会に参加しています。

世界で陳氏太極拳を普及するため「国際陳氏太極拳聯盟」(略称ISCT)が組織されており、陳氏太極拳協会も参加しております。国際陳氏太極拳聯盟の所属団体の交流のイベントとして、国際大会を開催しており、日本からも多くの方が参加しております。

陳沛山老師 生家  
中華人民共和国 河南省温県陈家沟(陳家溝)
bottom of page